敗戦報告

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先月後半に、とある職場の試験を受けてました。

で、今日がその結果発表だったんですが、残念ながら不合格でした。


とある職場というのは公務員の研究職だったんですが、まあ研究職は合わないということなんでしょうかね。
一つのチャンスではあると思ったので受けたのですが、力及ばず残念です。


ただ、どこかでホッとしている自分がいるのも確かなんですよね。
自分の性格的に公務員という枠組みが苦手ということと、研究者というポジションがちょっと苦手っぽいということがその原因だと思います。
受けるときはこうした苦手意識も、合格してしまえば何とか乗り越えられるだろうという思いはありましたが、まぁ、負け惜しみですかねー。

ただ、負けるということはやっぱり悔しいなぁ。。。


それでは、また!

修論もいよいよ・・・

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長らく修論については書いてませんでしたが、いよいよ〆切が迫ってまいりました。

先日にはようやくアンケートも回収し、今はデータ入力をしつつこれからの分析をどうしようかと頭を悩ませています。

と言っても、書きたい内容の大枠は固まってるので、どういう結果が出てくるのか、楽しみでもありますが。

本業の方の仕事は、今年度はイマイチ自分の中ではパッとしなかったような気もして反省してますが、研究の方はスローペースとは言えそれなりにやってこれたのではないかと思ってます。

最終的に修論として仕上げるまでは何ともいえないんですがねー^^

それでは、また!

あ、そうそう。
参考文献的に読んでいる本を紹介。

食卓と家族―家族団らんの歴史的変遷

食卓と家族―家族団らんの歴史的変遷

プロスポーツが地元にあるということ

島根県に今年誕生したプロスポーツ
それが、bjリーグ島根スサノオマジックです。

おそらく、チームとしてできるまで、ほとんどの人がbjリーグプロバスケ?なんだソレ?という感覚だったのではないかと思います。

それが、10月に開幕してからというもの、これまでバスケットに興味の無かったような人たちがスサノオマジックについて話しているのをよく聞きます。

それがすごく新鮮で、嬉しくて。
バスケットは日本ではまだまだマイナーなスポーツだと思います。
競技人口はそれなりにいるけど、テレビでほとんど放映されないし、ルールがわかりづらいのか何なのか、とにかくイマイチ人気がない。

そんなスポーツなのに、これだけの人が「スサノオマジックがどうのこうの」と話しているのを聞くと楽しくなりますね。

冒頭の写真はスサノオマジックオフィシャルHPから拝借したものですが、この光景を島根で見ることができる、ということがすごい。

スポーツ文化がはじめて島根に生まれたと言えなくもない。

そして、地域の子どもたちが彼らを見て、自分も将来・・・と考えてくれて、バスケを始めてくれたとしたら、最高ですね。

子どもたちにとって彼らはヒーローそのものですからね。


現在、島根スサノオマジックは7勝9敗。
ウェスタンカンファレンス6位です。
新規参入チームとしてはなかなかの成績だと思います。

それでは、また!

NPO活動推進自治体フォーラムin島根大会 その1


2010年11月18日(木)

島根県松江市島根県民会館で開催された「NPO活動推進自治体フォーラムin島根大会」に当日飛び込みで参加してきました*1

プログラム/大会概要

  • 大会テーマ:いきいきとした地域社会の創造を目指して
  • 主催:NPO活動推進自治体フォーラム島根大会実行委員会


13:30~14:45ころ 基調講演:鵜尾雅隆(日本ファンドレイジング協会)

15:00~17:00   パネルディスカッション
 ■パネリスト
  -加納尚明(札幌市市民活動協働推進担当課長)
  -深尾昌峰(龍谷大学
  -園山土筆(NPO法人あしぶえ理事長)
  -松原 明(NPO法人シーズ副代表理事
 ■コメンテーター
  -鵜尾雅隆
 ■コーディネイター
  -林 義泰(NPO法人シーズ代表理事

17:15~17:45  内閣府説明会:「新しい公共の自律的発展のための環境整備」


*開会前には、名作「ローマの休日」をバリアフリー化した映像サンプルが放映されてました。
何がバリアフリー化なんだろう?と思ってたんですが、見てわかりました。
ようするに、目の見えない方に向けては、スポーツ実況のごとく、1シーン、1シーンの登場人物の動きや表情を実況していました。
また、耳の聞こえない方に向けては、字幕で台詞を追えるようにされています。
そして、この実況と字幕を同時に展開しているのがバリアフリー化映画でした。

面白いと思った点は実況。
実況で、普通に見ていたら気づかないような仕草や表情に案外気付かされて、新しい発見もありそうでした。

ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 [DVD]

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基調講演/鵜尾雅隆氏


今回のフォーラムで一番楽しみにしていたのが、この鵜尾さんの話しを生で聞けるということ。

そんな期待を持ってワクワク話しを待っていたら、いきなり会場全体でワークショップ!
写真に出ているスライド。

「私たちの(私の)夢は○○です」

について、となりの方と1分間、話しあってください。

・・・

え?!

お隣り、全然知らない人なんですけど・・・。
という困惑が会場全体に広がるも、心配無用でしたね。
こんなフォーラムに来ている人たちなんで、それなりに語りたい夢があったり、聞いてみたいという人がいたりで、会場があっという間にヒートアップ。

この後も何回か隣の人とコミュニケーションを取らせる仕掛けを散りばめてきて、こんなプレゼンもあるのかー!と驚きました。

ちなみに、僕のお隣りさんは66歳の方で、子や孫が安心して暮らせる社会づくり、とのことでした。
僕はいずれ起業して、社会貢献できる仕事がしたいとやや漠然としたことを語りました。

そして、そんな聴衆を一人壇上から見て楽しんでいたらしい鵜尾さん。
いい笑顔でした。

チャレンジし甲斐のある社会づくり

内容について触れておくと、鵜尾さんの夢は、信じて託すことができる、応援できる気風を醸成し、若い世代がチャレンジしがいのある、そんな社会を構築することだそうです。

このへんの指摘として、大人は子どもの前で夢を語っているか?

という問いかけも。
たしかに、これはよく考えること。

子どもからみて大人ってつまんないなーと思ってました。
それが何かを考えると、大人は悟ってしまってワクワクしてないという雰囲気が伝わるからでしょうね。
でも、大人が子どもの前でワクワクと自分の夢ややりたいことを語れたら、楽しそうに話してたら、素敵ですね。

ファンドレイジングとは|共感

ファンドレイジングって要するに、自分の夢を語り、「共感」を得て、支援を集めるということのようです。

これって、すごく大事だなと実感しています。

僕自身はNPO法人に参加しているわけではないけど、広義のNPO。任意団体としてのまちづくりグループには参加していて、そこの課題がまさにコレ。

金を集める、というのが課題ではなく(もちろんソレも大きな課題ですが)、「共感」を得るという作業をおろそかにしている気がしてなりません。
自分たちだけで、自分たちの価値観を分かってくれる人だけが協力してくれればいい、どうせ自分たちの価値観を分かってくれる人は少ない、という前提で動いている気がする。

でもね、まちを変える、地域を変えるってことは、いかに多くの人に住民に参加してもらえるか、参加できなくても、気持ちをしってもらうか、ということが大事だと思います。
どうせ分からない、と端から締めだす、閉じこもるのではなく、やっぱり何を目指して何をしているのか、どんな地域に社会にしたいのかを語っていく必要があるんだろうと思いました。

なぜ日本では寄付が進まないか

これ、僕の中ではちょっと印象が違ったんですが、鵜尾さんの話では、次の3つのレベルで課題があるということ。

1.政策上の課題
 たとえば、税制。

2.寄付市場の未整備という課題
 中間支援基金のような市場が整備されていない。また寄付金がどう使われたのか、どう役立てられたのか、見える化が必要。

3.NPO自身の課題
 上でも書きましたけど、NPO自体、共感を集める努力が不足している。

これら3つのレベルでの課題を踏まえて、日本で寄付が進まない要因を

成功体験と寄附行為のきっかけ不足

であるとされています。

僕は上の3つに加えて、気恥ずかしさや誤解をおそれず書けば、偽善っぽい行為への多少の心理抵抗もあるような気がしています。
ま、これはもしかしたら上の2や、成功体験の不足というところに含まれるのかも。

「共感」ってこれからのテーマかも

ひとつ、事例として出ていた話に、アメリカのNPOにやり手ファンドレイザーがいたという話。

彼女は、ものすごい寄付金を集めているのに、寄付金を集めたことはないと言うらしい。
では、彼女は何をどうしているのか。

それは、地域社会にある問題を整理し、住民や企業にそれを伝え、「それはたしかに問題だよね。何とかしないといけないね。」と共感を得る。

そして、そこから自分のNPOがどのような解決策を持っているのかをプレゼンするそうです。

さらに彼女は、そこから先、寄付してくれなくてもぜんぜんいいんだ、という認識だそうです。
つまり、共感してくれたらそれでいいんだと。

なぜなら、共感してくれたのなら、その人の中で少し認識が変わる。
そうすると、普段の行動が少し変わるかもしれない。もしかしたら将来、寄付してくれるかもしれない。もしかしたら、自分は寄付しないけど、知人に紹介してくれるかもしれない。
だから、共感してくれたのなら、それでOK。

「共感」 × 「解決策」 = 社会の変革行為

になっていると。

寄付しないでも、お金は出さなくても、共感してくれるだけで社会の一部は変革されていくのだ、ということですね。

あぁ。そうだよなーと思いながら聞いてました。
そして思い返すのは、やはり「共感」を得るためにNPO自身がもっと広報に力を入れる、自分たちの思いを話していくべきだなということ。
自分たちがわかればいい、分かる人だけが理解してくれればいい、支援してくれればいい。
それでは変わらないな。

寄付つき商品の可能性

最後に、寄付つき商品の可能性について。
80年代、アメリカやヨーロッパでまず流行したらしい、寄付つき商品は当時日本ではまったく消費者が反応しなかったそうです。
しかし、近年この手の商品は増え、鵜尾さんから見ると欧米よりも日本で伸びる可能性があるとにらんでいるようです。

ぼくもそんな気はしています。
商品を買うことで少し社会に貢献できるという感覚を得る、というのは大仰な感覚ではないので日本人には受け入れやすい形のような気がしますね。


えーっと。
基調講演分でずいぶんと長くなったので、パネルディスカッションは別記事でアップします。

それでは、また!

*1:飛び込みが痛かった。翌19日の分科会は事前申し込みが必要で参加できない・・・。

若者が望む労働環境/雇用環境って・・・?

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「働く」ってどういうことなんでしょうね。
最近の自分をみ振り返ると、まったく集中できておらず、それでも「働いている」と言えるんでしょうか。
まあ、労働が嫌いなわけではなくて、なんというか、労働の端境期というのかな。
とにかく、今はそういう時期なんだろうと思ってます。焦りも感じながら。

ところで、昨年度もそうだったみたいですが今年度の就職活動状況も相当に大変らしいですね。
先日も大学の先生たちに話しを聞くとそういう話が聞こえてきます。

こんなニュースも今日はありましたね。

大卒内定率、最低の57.6%=「就職氷河期」下回る―10月1日時点
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101116-00000136-jij-bus_all

ぼくらが卒業する頃も就職状況はなかなか厳しいと言われてましたが、僕自身は案外すんなりと決まり、特に苦労することはありませんでした。
しかし、今年はそれを上回る?下回る内定率のようです。


こういう時、ふと考えるのは行政における雇用促進事業。

一番気になるのは、行政の中に今の若者の雇用ニーズをどれだけ把握してるのかということ。
確かに工場を誘致したりすれば、雇用は発生するんでしょう。

だけど、大学進学率も高まり、高学歴化し、学生個人としてもある程度のプライドを持って大学で得た知識を活かしたいと考えるのは自然なことでしょう。
しかし、そんな時に地元をふと見ると、求められているものが工場勤務であっては、すんなりと「はい、そうですか」とはならないんじゃないかと思うんですよね。
もちろん、工場勤務のような体系を求める人もいるでしょう。それを否定する訳じゃないんです。

ただ、大学で得た知識を活かした仕事をしたい、研究職に就きたい、クリエイティブなことがしたい、デザイン関係の仕事がしたい、シンクタンクで働きたい・・・いろんなニーズがあると思うんですよ。

で、行政から出てくる解はたいてい工場誘致。いや、一昔前じゃなくて今も。ですよ。

工場っていってもいろいろあって、例えば今ならバイオマスエネルギーのプラントも工場ですね。
こんなのは、工場でありながら研究職的性格もあるからニーズもありそう。

島根だとそうだなー。スサノオマジックの経営母体に入ってスポーツビジネスを学びたいという学生だっているでしょうね。


不思議なのは、若者の雇用が課題だということは分かっているはずなのに、アウトプットは必ずしもその課題を解決していない、ということ。
まぁ、ありがちといえばありがちな話なんですけどね。

これも考えなきゃいけないし、たまに考えていること。

それでは、また!

現在、読んでいる本

心を入れ替えて、ブログをきちんと更新したいと思います。しかも、楽しみながら。

かと言って、ネタがあるわけでもなく、またも今読み進めている本の紹介をします。

ネットワーク分析 何が行為を決定するか,安田雪

修論を書くうえで、社会学的な考察というのか思考法が必要かなと思いまして、読んでいるところです。
修論のテーマが、地域振興、ソーシャル・キャピタル、共食/個食・孤食などがありまして、この中のソーシャル・キャピタルに対する視点として確認してるとこ。

ネットワーク分析―何が行為を決定するか (ワードマップ)

ネットワーク分析―何が行為を決定するか (ワードマップ)

食卓と家族 家族団らんの歴史的変遷,表真美

こちらもやはり修論を書くために読んでるんですが、こちらは、日本の食卓とは、家族とは、団らんとは、といったことを確認するために読んでます。

日本はもともと、個人別に配膳されたものをいただいていて、現在の家族団らんの風景はなかったということ。
現在の家族団らんは、西洋の食卓風景があるべき姿として認知されているから。

では、昔の日本には共食や団らんはなかったのか?これは読んでみないとわからない。

どちらも非常に面白そうな本で楽しいです。

食卓と家族―家族団らんの歴史的変遷

食卓と家族―家族団らんの歴史的変遷

使っているアプリその1【スケジュール管理・todo】

こんにちは。

今日は気分転換に、iPhoneの使用状況をまとめておきたいと思います。

使ってるアプリ

まずはメインでよく使っているお気に入りのアプリを紹介。

スケジュール管理・todo系
  • Pocket Informant Lite

最近はもっぱらPI Liteですね。googleカレンダーとの同期ができること、カレンダーの画面が見やすいことなどが気に入ってます。
あと、todoも同期できる点もgoodです。

  • domo Todo+

todoでは domo Todo+ をよく使ってます。
気に入ったのはシンプルで見やすい画面構成。タグ付けできて、タグごとにタスクを確認できること。
googleカレンダーと同期できることもgoodです。
あと、いろんなチェックリストをユーザーで共有できる点が面白いですね。
僕がチェックしているリストはこんな感じ。

  • 良いデザインの10ヶ条
  • SCAMPER
  • お惣菜の美味しい温め方
  • 仕事ふる際に記録すること
  • 鬼十則
  • 速todo

最近はちょっと離れてますが、速todoも良かったです。
toodledoと連携してたんだっけか。

  • Egretlist

Evernoteの中のリストに特化したアプリらしいんですが、これが個人的にはヒットしています。
手の込んだ画面構成も良いし、なにより簡単にリストを参照できる点が嬉しいです。

  • Instapaper

時間のある時にゆっくり読めるように入れてます。


このへんのアプリは、一画面目に入れて使ってます。
todoが二つかぶってるので速todoは後ろにもってこうかと画策。

  • さいすけ

スケジュール管理については、iPhone購入直後は「さいすけ」を入れてました。
今も入れてますが、メインで使うことはもうほとんどないですね。